Interview インタビュー

効率のいい訪問ルートを設計し、ときわの医療をより多くの人へ届けたい

業務改善チーム 橋本 茂

父の病をきっかけに医療業界の道へ

 大学時代は出版業界を志望しており、出版業界でアルバイトもしていました。大学を卒業後も無事出版業界に就職して各書店へのルート営業を10年ほど担当しました。営業先に何度も通い、営業先の方と親しくなると商品を置いて頂けるという成果がしっかりとした形で見えるという仕事は遣り甲斐がありました。

その後は総務職に異動し、総務とはいっても小さな会社でしたので給与計算や契約関係、備品物品管理など内勤業務全般を担当していました。しかし、会社が事業譲渡されることになり譲渡先で勤務することも可能でしたが、その出来事をきっかけに転職を決意し20年務めた会社を辞め医療業界へと進みました。

 

 転職先として医療業界へ興味を持ったきっかけは、20年ほど前に亡くなった父の影響です。私の父は脳梗塞を起こし右半身不随、言語障害がある状態で数年間過ごし、最期は肝硬変で亡くなりました。脳梗塞後はリハビリを行い退院をしましたが、父は医者嫌いでしたので通院も続かず引きこもりがちになってしまいました。その際に大変お世話になったのが父の家に定期的に訪問してくれたソーシャルワーカーさんです。他人の家に来てくれて様々な面で生活をサポートしてくれる、そんな仕組みがあるんだと大変感動しました。そのときに医師や看護師という医療従事者以外でも医療業界で、人に寄り添って人助けができることを初めて知り、その時にいつか医療業界へ転職したいと思ったのです。

 

 出版業界を退職し初めて経験した医療機関は、大手医療法人のリハビリ病院でした。そこでも総務職として勤めましたが、全くIT化が進んでおらず、誰も目を通していないであろう報告書を初めとした社内書類のFAXだけでも毎日50件~60件ほどあり山のようになってました。また、社内がコンプライアンス的にも不透明でガバナンスも整っておらず、上司の管理もないしわ寄せが現場へきていたのです。一日の業務の内、大半がそのような本来必要ない雑務が占めており再度転職を決意しました。それでも、患者の送迎業務に関わってお礼を言われたときには報われる思いがしましたし、誰かのために貢献する仕事には遣り甲斐を感じていました。このため医療業界で働いていきたいという気持ちは変わらずあり、転職時も医療業界の求人を探しました。

効率のいいルートで負担を減らす

 医療業界の総務職はいろいろありましたが、ときわの求人にたどり着きホームページに書かれた理事長の理念「人に寄り添い、未来に挑む。」を見て、なんて凄いことが書いてあるのだろうと感銘を受けました。人の為に何かできることをし、未来の子どもたちにいい社会を残したいという姿勢に、私が目指していた医療の形を見つけここで働きたいと思いました。初めは総務職への応募でしたが、その時ときわでは患者の訪問ルートの見直しを急ピッチで進めなければいけない状況にあり、ルート設計を初めとしたオペレーション効率化の専門部署である業務改善チームとしての入職となりました。入職後は、ルート設計の担当をしており、ルートの作成や変更を日々行っています。新しい患者が入ればどこで一番効率よく回れるルートなのかを考えながらルートの設計を行ったり、訪問日の変更があった時に同じ先生で行けるように調整をします。現在のルートはロジックに基づき整えられていますが、どうしても患者さんの都合や他の訪問系サービスの予定などにより我々の都合だけではうまくいかないこともあります。毎回予定を変更するのは非効率的ですし患者さんにも迷惑がかかりますので、患者さんや利用サービス先へお願いをして調整をしていただくこともあります。調整を繰り返し、すごくいいルートを組むことができた時には思わず声を上げてしまう程喜びを感じますし、患者さんの役に立っているという実感があります。効率化そのものに意味があるのではなく、ルートが効率化すれば1人でも多くの患者さんを受け入れることが可能なので、在宅医療の必要なより多くの人にときわの医療を届けることができますし、ただ訪問に行くのではなく、医師や看護師、医療アシスタントの負担を減らし、効率よくより多くの方へいい医療が届けられるよう、効率的に受け入れられる体制作りを目指しています。

 

 

潤滑油の役割を担いときわの発展に貢献する

 ときわではありとあらゆるITを駆使していると感じています。入職した頃はそれが一番の驚きでした。院内の情報共有や連絡等はすべてチャットを使用していますし、クラウド上でのデータ管理もされています。組織全体が常に効率を考えていますし、それによって医療の質が上がるだけでなく働く側の負担もどんどんなくなっています。新しいことを積極的に取り入れる姿勢が素晴らしいです。

今後は、部署間や組織全体の連携がうまく取れるように『潤滑油』のような役割を担っていきたいと思います。組織において自分自身がNO.1やNO.2となるのではなく、今までの社会人経験を活かしてその周りで補佐的な役割として活躍していきたいです。ときわの魅力は、質の高い在宅医療を誰でもが受けられる環境を目指していることで、その目的のために様々な業務に携わることができる事だと思います。一人ひとりの患者やその方の人生を幸せにできるサービスの一つとしてときわがあり、これからもそんなときわの在宅医療に貢献できるよう努力していきたいと強く思っています。

橋本 茂 業務改善チーム

橋本 茂 業務改善チーム

専修大学商学部 商業学科を卒業後、出版業界に就職し、書店へのルート営業を担当する。その後、総務職として人事労務・仕入れ・備品物品管理に就く。勤務先の事業譲渡を機会に、以前から興味のあった医療業界への就業を希望し、リハビリテーション病院の総務職に転職。2019年8月より医療法人社団ときわへ入職し、業務改善チームで勤務。