Recruit 子供たちの未来のために小児在宅医療拡大のコアメンバーとなる
医師・ドクターを募集!

Join us 「全ての子どもがその子らしく生きることができる社会を創る」
共に小児在宅医療の普及を目指してくれる医師を募集します(小児科経験不問)

新生児医療の発達などにより日本は世界で最も子供が死なない国になりました。
以前なら救命できなかった子どもたちを救命できるようになったからです。
この事自体はとても誇らしいことですが、人工呼吸器や気道の管理が必要ないわゆる医療的ケア児も急増しています。
医療的ケア児の多くが母親を中心とした家族介護に依存しています。
病院は何かあったらすぐに来てねと言ってくれますが、人工呼吸器などのデバイスが必要な子を病院まで連れて行くのは非常に大変です。
子供に兄弟がいれば更に困難になります。
自宅で安心して過ごすためには、自宅での生活を定期的にサポートしながら必要時に往診してくれる在宅医療が必要です。
また、治療が濃厚かつ長期にわたる小児がんは、定期的な採血や輸血、G-CSF(抗がん剤により減少した白血球を増加させる注射)、 発熱時の抗生剤の点滴などのために、何度も遠方の病院へ通院しなければならないことが少なくありません。
私たちは、病院の主治医と協力しながら病気を治すための治療と並行して、家でできる医療はできるだけ家で行うことで、 学校生活や家庭生活と小児がん治療を両立できるよう、サポートしていきたいと考えています。

ときわの小児在宅医療の歩み

    医療法人社団ときわでは、2016年9月より在宅医療を開始しました。 在宅医療自体は全国的にみても普及してきましたが、小児在宅医療は経験のある医師の不足や訪問看護などの地域資源が少なく、東京ですら組織的な規模で行っている医療機関は一箇所のみでした。
    人にとって『家で過ごす』というごく普通のことが、医療的ケア児や重症心身障害児などの日常的に医療ケアを必要とする子どもたちにとってはハードルが高かったのです。

    そのため、病院側にも『自宅へ帰す』という選択肢は極めて限られていました。
    そこで、私たちは『全ての子どもがその子らしく生きることができる社会を創ること』を目標に、2018年4月より小児在宅医療を開始しました。
    在宅医療自体のノウハウは持っている私たちでしたが、小児は成人と違い、医療依存度が高いことや成長に伴い病態が変化していくことなど医療の難しさがありました。
    在宅輸血や人工呼吸器など、初めての症例でもさまざまな課題を一つ一つクリアすることで、医療依存度の高い子どもたちを迎えることができるようになりました。

    また、他の小児在宅医療機関と繋がることで症例を共有し小児在宅のネットワークを広げることができています。
    医療面のみならず、教育機関や療育・福祉機関、保健・行政機関など関わる全ての人とチームとなり、 私たちはそこへ介入することも惜しまず積極的に関わり丁寧に診療を行っていくことで、患者にとっても病院にとっても安心できる医療を提供し、小児在宅医療のプレイヤーの信頼を獲得してきました。
    また、日頃から病院医師や療育機関と連携することで自宅で十分なアセスメントを行うことができ、通院を最小限に抑えることや急変時の迅速な対応が可能になりました。
    私たちが必要な支援に繋ぐハブの役割を果たして、あらゆる面から在宅生活の全てをサポートしていくことで、医療というツールを使い価値のある時間を提供しています。

    その結果、退院先の受け皿となっただけではなく、在宅が想定外だった子どもたちにも在宅医療という選択肢を創り出すことができました。 また、医療法人社団ときわで学んだ医師が一人でも多く輩出されることで小児在宅医療の地域格差を減らし、場所を問わずより多くの子どもたちが自宅で過ごす時間を増やすことができると考えています。

こんな方を探しています

子供たちの未来を支える、小児在宅医療を引率するドクターを募集しています。

ときわのミッション
  • ・医療資源を最適化し、特に救急医療への負担を軽減させる。
  • ・質の高い在宅医療を当たり前のインフラにし、誰も取り残されない社会を目指します。
  • ・個々の病気ではなくその人の人生をみていく。
  • ・病気にも医療にも支配されず、より幸せに生きるための医療を行う
  • ・法人内だけでなく法人外にもチームを作っていきます。医療に対するハードルを最小限にしていきます。

私達は、小児在宅医療を患者さんの誰もが選択肢の一つとできる当たり前のインフラとして普及させたいと考えています。
医療だけではなくご家族の生活面や精神面も考え、患者さんに合った選択肢を提案してしていくことも重要な仕事です。
法人と共に成長していきたいという考えをお持ちの方、小児在宅医療の普及にチャレンジしたい方、ぜひご応募ください!

こんな方を探しています。
  • ・小児在宅医療の普及のため、一緒にがんばっていきたい方
  • ・オンコール対応可能な方
  • ・小児訪問診療に尽力してくれる方
  • ・人とコミュニケーションをとること、話すことが好きな方
  • ・ときわのビジョンに共感していただける方
  • ・医療に新しいテクノロジーを導入することに積極的な方、可能性を感じている方。

上記に該当する方であれば、経歴は問いません。しっかり0から丁寧に教えます。

対応疾患

  • ・呼吸器疾患
  • ・染色体異常を含む先天性異常
  • ・神経筋疾患
  • ・重症てんかん
  • ・小児がん
  • ・NICUを退院される方
  • その他通院困難なお子さま

対応ケア

  • ・予防接種を含むプライマリ・ケア
  • ・在宅酸素
  • ・人工呼吸器
  • ・経管栄養
  • ・胃瘻交換
  • ・高カロリー輸液
  • ・血液検査
  • ・緩和ケア
  • ・在宅輸血

研修体制

  • ■チューターが付くので、診療や勤務についてマンツーマンで相談することが可能です。緩和医療認定医や在宅医療専門医取得も可能です。
  • ■同行研修を組んで、一つ一つ技術を身につけてもらいます
  • ■Slackを利用して、訪問先でもリアルタイムにコンサルトが可能です
  • ■小児科医に限らず、皮膚科や泌尿器科など様々な背景を持つ医師に相談しながら診療が行えます
  • ■ちょっと対応の難しい手技が必要な患者さんは、カルテから動画を見ながら実施できるような仕組みを作っています
  • ■外部研修も可能です(東京都小児在宅医療研修、心身障害児総合医療療育センター、さいわいこどもクリニック等)

院内の体制、ツール

▼職場環境 医療機関には、紙の書類文化、FAXでのやり取りなど、効率の非常に悪い業務がかなり残されています。 また医療機関向けのシステムベンダーが提供するサービスはコストが高く、かつユーザビリティが低く、かつ拡張性の低いものが多いです。

医療法人社団ときわでは、

  • ■医師、看護師、医事課、相談員、薬剤師など基本的な医療チームのほか、アシスタント、業務改善、総務など様々な部門のチームがバラバラに動くのではなく一つのチームに働いています。
  • ■職員全員にノートPCとスマートフォンを支給しています。
  • ■RPA、slackやモバイルカルテ、インターネットFAXなど、業務が改善するためのツールを積極的に取り入れています。
  • ■MCSという医療者の参加するSNSを利用して、紹介元の病院、訪問看護、薬局とチャットでやりとりをしながら、地域でもチームを作って診療にあたっています。

↓MCS活用についての、当法人理事長・小畑正孝インタビュー記事です。 『小児在宅を支える、病院・学校も含めた多職種連携』

  • 前編:https://post.medicalcare-station.com/team/1656/
  • 後編:https://post.medicalcare-station.com/team/1663/
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